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山城の弓張月
【粗筋】
那須与一公の再来と言わしめた弓の名手、三条春野宮天晴は、
十三回目を数えたその年の秋、華々しく元服を迎えるはずだった。
次期当主となるはずだった、武家三条の名誉を捨て、鬼狩りの道を選んだ春野宮。
助けてくれた暁の侍・継国縁壱と共に、鬼狩り過去最強の柱達と栄光の一時代を築く。
全ては、
最愛の姉・昴を奪った鬼の始祖、鬼舞辻無惨を討つために。
助けてくれた、暁の侍・継国縁壱がそれ以上、傷つくことのないように。
春野宮は、未来を、変える。
一陣の矢となり、『山城の弓張月』の、名にかけて――――。
【ご留意】
継国兄弟、戦国時代のお話です。
『暁闇に落つ:外伝』の位置づけではありますが、物語としては独立しています。
『暁闇に落つ』が八割方
風柱・貴船義政×宵柱・継国巌勝の視点で紡がれていたのに対し、
(主人公は風柱・貴船義政)
『山城の弓張月』は八割方
昇柱・三条春野宮天晴×日柱・継国縁壱の視点で進みます。
(主人公が昇柱・三条春野宮天晴)
過去最強の、鬼殺隊・初代柱達。
お付き合いいただける皆様へ、感謝を。
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暁闇に落つ
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