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第七話:沙羅双樹
【粗筋】
出勤前に寄ったコンビニで、強盗犯を捕まえた玄弥。
署に着くと朝から拍手喝采で迎えられるが、彼には一抹の不安が。
行冥に相談し、どうしたものかと今後のことを話し合おうとするが、県警の応援で、すぐに出動することになってしまう。
その頃縁壱は、受験シーズン突入前後に訪れる風物詩、『合格祈願』の祈祷で日々忙しくしていた。
連絡の入った『依頼』はまさかの行冥からで、早い方がと日程を調整する。
だが、翌日、巌勝の元にも『依頼主』が現れた。
その者の形(なり)、持つ力、圧倒的強者の存在に、震撼する巌勝。
それはかつて抱いた想いを翻弄し、鬼としての記憶や立場を鮮明に思い出させる、事件の幕開けだった――――。
【ご留意】
こちらの作品は、継国兄弟を中心に独自設定で進みます。
全章通してキャラ達の心情を読み解くのに原作一読推奨していますが、双子救済色強め(章が進むにつれ割と甘々)な、双子にとって優しい世界です。
何より、柱達の設定がフリーダム。
鬼殺隊至上主義の皆様、双子愛妄想が苦手な皆様には大変申し訳なく。ブラウザバックを推奨いたします。
本作品では、鬼愛が強いです。
罪を許され生まれ変わった巌勝さんと、兄上がやっぱり大好きな縁壱さんとのあり得ない日常。
二人の性格が性格なので、毎回、ドタバタするほど騒ぐには至らないようですが、次第に、あの頃とは違った未来を紡ぎ始めます。
やがて二人は大きな渦に巻き込まれ…。
一体どんな結末を選び取るのか。
どうぞ長い目で、見守ってやって下さい。
第七話:沙羅双樹: 概要
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