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​第五話:山神様

【粗筋】

 その日は二人共、夜明け前から忙しくしていた。


 縁壱は、継国の神々を出雲へ送るため神事の準備を。

 巌勝は、新胡桃市の大物政治家の、三十三回忌に出席するため支度を。

 居るべき場所に居なかった、ほんの些細なことが、継国の山に異変をもたらす。


 それは、四十三年前、継国山北ルートで起こった、一つの不可思議な事件に関わる出来事であったが、二人は共に、それぞれの居場所からすぐには動くことが出来ず…。


 約半世紀の時を経て、あの時の事件の真相が明かされようと言うとき、巻き込まれたのは、京より訪れた、一人の若者だったーーーー。

【ご留意】

 こちらの作品は、継国兄弟を中心に独自設定で進みます。

 全章通して、キャラ達の心情を読み解くのに原作一読推奨していますが、双子救済色強め(章が進むにつれ割と甘々)な、双子にとって優しい世界です。

 何より、柱達の設定がフリーダム。

 鬼殺隊至上主義の皆様、双子愛妄想が苦手な皆様には大変申し訳なく。ブラウザバックを推奨いたします。

 本作品では、どちらかというと鬼愛が強いです。

​​

 罪を許され生まれ変わった巌勝さんと、兄上がやっぱり大好きな縁壱さんとのあり得ない日常。

 不思議なお話に絡めて紡いでいけたらと思います。

 二人の性格が性格なので、毎回、ドタバタするほど騒ぐには至らないようですが、日を追う毎に、二人の関係にも変化が訪れて…。

 次第に、あの頃とは違った未来を紡ぎ始めます。

 やがて二人は、大きな渦に巻き込まれ…。

 一体どんな結末を、選び取るのか。

 どうぞ長い目で、見守ってやって下さい。


 ごゆるりとどうぞ~♪

 ご訪問ありがとうございました!

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第五話:山神様: 詳細
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