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​継国さん。

第四話:鬼灯

【粗筋】

 漸く重い腰を上げてスマートフォンを購入した縁壱。

 嬉しいおまけがついてきて、彼は、半ば強制的に兄・巌勝を巻き込む事に成功、

 胡蝶姉妹と四人で旅行することになった。

 だが、その前の週より、カナエの身には不吉なことが立て続けに起こる。

 察した縁壱は、胡蝶姉妹に祓えのまじないを掛けておくが…。

 導かれたのか、迷い込んだのか。

 その答えを知るのはまだ、『依頼主』と直接会話を交わした巌勝のみだ。

 だが彼は、ギリギリまで姉妹には依頼のことは告げず――――

 四人は。

 明治・大正の頃より栄華を誇り、浪漫溢れる、

『鬼灯旅館』

 に辿り着いたのだった――――。

【注意】

 こちらの作品は、継国兄弟を中心に独自設定で進みます。

 全章通して、キャラ達の心情を読み解くのに原作一読推奨していますが、双子救済色強め(章が進むにつれ割と甘々)な、双子にとって優しい世界です。

 何より、柱達の設定がフリーダム。

 鬼殺隊至上主義の皆様、双子愛妄想が苦手な皆様には大変申し訳なく。ブラウザバックを推奨いたします。

 本作品では、どちらかというと鬼愛が強いです。

 罪を許され生まれ変わった巌勝さんと、兄上がやっぱり大好きな縁壱さんとのあり得ない日常。

 不思議なお話に絡めて紡いでいけたらと思います。

 二人の性格が性格なので、毎回、ドタバタするほど騒ぐには至らないようですが、日を追う毎に、二人の関係にも変化が訪れて…。

 次第に、あの頃とは違った未来を紡ぎ始めます。

 やがて二人は、大きな渦に巻き込まれ…。

 一体どんな結末を、選び取るのか。

どうぞ長い目で、見守ってやって下さい。

第四話:鬼灯 表紙: 詳細
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