top of page
継国さん。
第壱話:白詰草
日付も変わろうかという夜半、一人の男性が継国神社を訪れた。
神主である縁壱は寝支度を進めていたところだったが、夜更けにここを訪れる理由は一つと決まっている――。
縁壱は、彼を縁側へ招き、そっと話に耳を傾けた。
翌朝、古書堂の店主、巌勝の元には、
一人の女性が現れた。
己の力を知る者が、何処かで手引きをしている――。
それは全くもって不快極まりないものではあったが、内容を聞く限り放っておく訳にもいかない。
『依頼主』より依頼を受けることにした巌勝は、
早速解明に尽力するが…。
【注意】
こちらの作品は、継国兄弟を中心に独自設定で進みます。
全章通して、キャラ達の心情を読み解くのに原作一読推奨していますが、双子救済色強め(章が進むにつれ割と甘々)な、双子にとって優しい世界です。
何より、柱達の設定がフリーダム。
鬼殺隊至上主義の皆様、双子愛妄想が苦手な皆様には大変申し訳なく。ブラウザバックを推奨いたします。
本作品では、どちらかというと鬼愛が強いです。
【呟き】
戦国時代が一段落着いて余裕が出てきたので、二人の噛み合いそうで噛み合わないw、だけどやっぱり双子なんだね。
と言う、すったもんだが描きたくなりました。
罪を許され生まれ変わった巌勝さんと、兄上がやっぱり大好きな縁壱さんとのあり得ない日常。
不思議なお話に絡めて紡いでいけたらと思います。
二人の性格が性格なので、毎回、ドタバタするほど騒ぐには至らないようですが、日を追う毎に、二人の関係にも変化が訪れて…。
次第に、あの頃とは違った未来を紡ぎ始めます。
やがて二人は、大きな渦に巻き込まれ…。
一体どんな結末を、選び取るのか。
どうぞ長い目で、見守ってやって下さい。
では!
ごゆるりとどうぞ~♪
第壱話:白詰草 表紙: ようこそ
bottom of page