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残照

・後書き・


 2022/06/30 23:08現在。初稿・完。


 こんにちは。ひなつけいです。

 炭治郎! HappyBirthday!

 お祝いするのは今年が初めて。ここまで来るのにだいぶ時間がかかってしまいましたね、おめでとう~! 今は心から。そう思いますw


 炭治郎を主人公にお話を書くのは、実に十五ヶ月ぶり。

 昨年の、節分以来です。



 このお話は、今年春頃に思いついたお話でした。

 リアルがドタバタしていて、伊之助・杏寿郎さん・カナヲちゃん・蜜璃ちゃん。と、四人も新作を逃してしまって。まさか、しのぶさん後のBirthday小説が炭治郎になるとは、思っても見ませんでした。自分でもびっくり。


 原作を読んでから、ずっと、炭彦の存在が気になっていたのですよね。

 彼に焦点を当てて物語を書いても良かったのですけど、それだとちょっと物語としては重たく長編になってしまう内容。なので、炭治郎の視点で、自身の考察を軽く描くことにした、と言うのが、始まりだったりです。


 炭彦の額には、痣がない。


 まあ、炭治郎も元々は、火鉢の灰を被ったときにできたもので、父・炭十郎さん程の日の呼吸の才は無かったわけですが。

 炭治郎は努力の人であって、縁壱さんやむいくんのような天才肌ではない。だけど、炭吉さんの子孫として受け継がれてきたヒノカミ神楽を幼い頃から目に収めてきた、その環境が、彼を主人公に押し上げたわけです。

 王道の、尤も主人公らしい主人公の一人な訳ですが、んじゃ、炭彦は?

 と。

 なったときに、痣はないが身体能力はずば抜けて高い。

 桃寿郎くんがそうであるのは煉獄家の血筋でしょうから隔世したものでしょうけども、竈門家はね。違う。

 そうなると、これは…薄まったとは言え元々は無惨様の血ではないかと。思っていたわけですよ、日夏。しかも、この子はよく寝る。禰豆子と一緒です。人を食べなくていいように、身体が寝ることを欲している、と言うわけです。


 吾峠先生がどのような思惑で炭彦を誕生させたかは、知る限りではどこにも描かれてはいないので(情報ありましたらご教示下さい♪)、ま~あ鬼側贔屓の日夏としてはね。

「鬼として覚醒する日がそのうちこないとも限らないんじゃ?」

 と、ちょっと悪い方へ感覚を刺激されていたわけです。


 この解釈を元に話を書くとなると、ね? 長編になっちゃうわけですよ~。鬼滅2みたいなものなのでww

 そしてそれは、公式で誰かが描いてくれよ。とも思うわけですなww そういう解釈で合っているならなおさら。続編でいいじゃんww



 これを炭治郎のBirthdayに持ってきたのにはもう一つ、理由がありました。

 最終的には、祝い事なのにちょっと暗い話。になってしまいましたけれど、そう言う解釈が自分の中にあったもので、「そうはならない」それを強調したかった。

 鬼側贔屓ではあるけれど、柱やかまぼこ達も大好きなのです。

 そして、何より、原作が好き。もう、何度も主張してきてますが。

 となると、鬼側勝利のお話は「ない」訳です。それをしてしまうと、柱達、かまぼこ達の努力を否定することになるわけですからね。

 いやもう、妄想としては十分そそられるわけですけどww 鬼側勝利。

 まあその辺は、今描いている長編があるので、仕上がりをお伝えできたらいいなあと思っています。継国兄弟がいつも「(自分たちを)描け!」って割り込んでくるので、いつになるか…もう、息抜き程度にちまちま描くことしかできていませんががが。

 鬼滅アニメが完結する前には。きっと! と、思っています。ビバ原作! な日夏的にも新境地である作品なので、ちゃんと書き上げたいと思っています。



 そんなこんなの炭治郎。

 焦点を当てて、主人公として、作品何か一本残したいな~と、最近やっと思えるようになってきました。

 継国兄弟からかまぼこ達へは、シフトチェンジするのに、相当胆力がいりますが…。

 Birthdayで、ようやく一歩を踏み出せた、そんな感じかな。



 さて。

 それでは今回はこの辺で!

 明日から七月かあ…年月は容赦なく、過ぎ去っていきます。時間あるときに、せっせと書き溜めていきたいと思います。

 いつも後書きまでご一読頂ける皆様、ありがとうございます!

 また次の作品で~。お逢いできましたら幸いです♪

 暑さに負けず。頑張って参りましょう~。

 ぺこりん♪

『残照』・後書き・: テキスト
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